HOMELUCKY CRAFT COLUMN

2010/08/23

ソフトシェルという考え方

ソフトシェルという考え方 その3

そう僕の記憶では1投目からそのルアーに寄る魚達の寄り方が、気に入らないと云うか、おかしいと云うか、釣れる釣れないとかそんな事ではなく、僕の頭の中では「反則だ!!」と言う思いでイッパイになりました。
しかしそのルアーでは、サカナはそんなに釣れなかったと覚えていますが、問題はサカナの寄り方が異常なのです。
普通のルアーに心が在るなら、大多数のルアー達は、釣り人Aさんの「反則ルアー」に、嫉妬することでしょう。
たぶん僕が「反則だ!!」と思った要因は、このルアーに嫉妬していたのかもしれません。
ただし反則とは云っていますが、この話はあくまでも、エリアフィッシング(王禅寺のルール)の話ですので、この反則ルアーをネイティブに使用しても何の問題もありませんよ!!
そのルアーは今でも王禅寺の「使えないルアー」として、展示しています。
そのルアーはただ単にサスペンドクランクに綺麗に毛糸を巻いたものです、水中に漂っているだけのルアーなのに、サカナが寄ってくると云うか、そのルアーに吸い込まれるように集まり、我先にそのルアーを銜えモグモグしては離れ、また銜えモグモグの繰り返しがつづきます。
(つづく)

・ソフトシェルという考え方 その7
・ソフトシェルという考え方 その6
・ソフトシェルという考え方 その5
・ソフトシェルという考え方 その4
・ソフトシェルという考え方 その3
・ソフトシェルという考え方 その2
・ソフトシェルという考え方 その1